10/23 すごく近所

すんごく近所をカメラ持って散歩してました。カメラはα900、レンズはS-Planar 2.8/60と、シグマの180mmF2.8 APOマクロ!

元はコンタックスマウントで、絞りとピントリング(って全部やがな)に不具合をかかえるジャンクを5,000円でゲットしたもの。バラして組み直したらまあなんとか治りました。

この時期のシグマレンズはラバー塗装が加水分解を起こしてベタついているものが多いんですが、そのためピントリングが鏡筒にへばりついていたという。アルコールで洗いまくってスムーズに動くようになりました。

ただマウントがちょっと込み入った構造で、パーツを作るのはこの時期は時間的に無理という判断で前に作った近接撮影オンリーのマウントアダプタでα900に取り付けてみました。

おっ、ちょうどいい範囲でピントが合ってくれます!最短45cmくらいから5,6mまではいけそうです。元々マクロだし、このまんまで行こうっと。

さっそく近所の家庭菜園へお邪魔して、あぜ道に生えている花を試写。

さすが180mm、バリゾナ4/80-200より明るい分ボケがきれいです。しかしまだAFチップを付けていないため手ぶれ補正が効きませんので三脚必須です。チップはすでに購入済みなんですが...

絞ってもそれほどカリッとした感じにはなりませんね。やはりプラナーで絞ったほうがみずみずしい感じがでます。

そうこうしてたら菜園の持ち主の方が出てきて、珍しい花が咲いたんだが撮ってくれないか、と。はいはい、喜んで〜と伺って出てきたのがこれ。『眉刷毛万年青(マユハケオモト)』という南米原産のものだそうです。ネットで見てもこれだけきれいに咲いた写真はなかなかありません!珍しいものありがとうございます、ということで2Lサイズのプリントをプレゼントしました。




さて、私の所属する「フィルムを月に1本使うの会」では会長がいろいろと斬新な実験的試みを考案していまして、こんど「バーチャル写真展」をやろうと。これは自分の撮ったフィルム写真を、できればアナログプリントして額装、撮影者本人が手で持っているところを写真に撮ったものをwebアルバムに並べようというもの。

んー、自分で自分を撮るのって難しい!ただでさえ人を撮るのは苦手だし、加えて額がどんなふうに写るのか、撮ってみないとわからない。で、家の中で撮るのもつまらないと撮った場所へ出かけてみました。

案外どこだったか思い出せなくて、というかどうも場所が変わってたということもあったのですが、デジカメで試し撮りしつつなんとかフィルムで撮ってみたのがコレ。
顔を入れる必要もないのですが、別に隠すつもりもないので、でも今どきまずいかなあ、などと思いながら結局トリミングしたものです。額のガラスが反射するので角度を決めるのがめんどくさかった!

最近プリントして作品として完成させる、ということに興味が湧いてきて、高級プリント用紙を買ってみたり。昔のバライタ紙調の、とか。でもプリンタが汎用機じゃな〜