8/26 朝の浜寺公園
さて、ひょんなことからまた35mmボディを増やしてしまいました。
CONTAX AXといってだいぶ前から気になってたカメラですが、根強い人気があるのかなかなか安く出てこなかったので見送りまくっていたものです。
たまたま大阪駅地下の八百富写真機店に立ち寄ったときもAXの値札を見てため息をついていました。その時、ショーウィンドウの奥の奥にひっそりと「現状渡し」の文字が見えたのです。ふつう現状渡しというと、とんでもなく外装が傷んでいるとかどこか動作に問題があるけど修理できないのでそのままですよ、という意味です。
ただ、見た目は何ともないのに、万のケタが空欄だったのです。こりゃよほど何かあるな、と見せてもらうことにしました。この辺がすでに普通じゃないのですが...
シャッター、電池を入れて切れることが確認できました。アイピースがないのは何とかなるでしょう。外装はキズらしいキズもありませんし、粘っているわけでもない。ただ、シャッターを切ると「ちゅう」と鳴くんですね...ネズミが入っているようです。
そのぐらい何とかなるだろ、とお持ち帰り決定。そしてこの朝はピント合わせにくいNo.1のプラナー1.4/85をつけてシュート&ライドと相成ったわけです。
試写の結果はご覧のとおり...って実はほとんどマニュアルフォーカスで、肝心のAF機能はどうもスクリーンがズレているようで、ピントが来ているように見えません。ただ、意外なオマケ機能であるマクロモード、コレは要するにフォーカス位置を過剰にずらすことで中間リングをカマしたかのように接写ができるという、これが実に使えるんですよ〜
花は最短1mであるプラナー85mmではちょっと無理があるのですが、半分ぐらいまで寄ることができます。ボディが大柄なことを除けば重量もたいしたことない...もちろんばけぺんとかと比較して、ですけど。とっととネズミを追い出してもっと使ってやりたいと思います。
※CONTAX AX, CONTAX Carl Zeiss Planar T* 1.4/85 AEG, Kodak GOLD100, Canoscan FS-4000US