3/27 和歌山・紀見峠

昨日のこと。Nさんという方から「実は追突事故に遭ったので、代わりに明日お義母さんを和歌山まで連れてってくれないか」とのこと。妻の母は脳梗塞で半身麻痺が残っているのですが、それをNさんが車で連れて行く約束だったのが行けなくなったということのようです。

妻「私は長距離の運転できないから(註:地図が読めないし10年近く乗ってる車のカーナビも使えない)頼める?」と。しゃーないなあ、行きましょうか和歌山へ、カメラ持ってね!!

行き先は紀見峠の近く、用事は2・3時間かかるらしいので、その間近くの山で桜でも撮ろうかと考えたわけですね。その読みは当たっていて、紀見峠の駅からすぐのあたりは5分咲きほどになってました。満開ではないのでいまいちボリューム感に欠けるのが残念ですけど...

しかもちょうど南海電車の線路、トンネルの上あたりだったので桜を入れて電車でも撮るか、と思いました。鉄分不足(てか欠乏)のため時刻表を調べてきたわけでもないので、花を撮りつつ警報機の音が聞こえたらバッとレンズを線路に向ける、なんてやってました。それでマクロなワケですけど、MFなので等倍から無限までは結構回さないといけません。

シャッタースピードが追いついてませんね(笑)
ちなみにマクロで撮ってたのは小さな花です。名前なんでしたっけか?

さて、それから登山道の方へ入ってみました。岩湧山への道沿いに流れる根古川はイワナなどが放流されていて、釣り場として降りられるようになっていました。誰もないので三脚を出してゆっくり渓流撮りに初挑戦してみました。

長秒露光は理屈は知ってても実際にやることはなかったので、ヤワな三脚しか持ってきてませんでした。先月ドイツで買ってきたビローラはちょっと向かないようで、ゴム足が柔らかいためかグニグニぶれるんです。仕方なく手で押さえて(笑)撮ってみましたが...どうなんでしょうね。





プラナー50mmF1.4は明るいのでNDフィルタが欲しいところですが、55mm径のは持ってなかったのでC-PLフィルタをかましてみたりしました。次は買っとこう。

なんだかんだやってますとあっという間に待ち合わせ時間となりました。帰り際にもう一度桜に別のアプローチ。600mmミラーレンズで撮るとどうだろう?と。元々野鳥でも撮れるかなと思って入れてあったのですが、ボケ具合がアレですのでちょっと向かないですね。これがスキだって方もいらっしゃるようで、一応消さずに残しておきました。

以上、今回のカメラはすべてSONY α900。使用レンズは
CONTAX プラナー50mmF1.4、S-プラナー60mmF2.8、ディスタゴン25mmF2.8、
シグマ ミラーテレフォト600mmF8。すべてαマウント改です。


ところでステレオ写真ですけど...一応飛び出して見えるようなものにはなったのですが、スキャナの取込み方がいまひとつ定まらなくって、試行錯誤中です。某サイトではとりあえず試作品を公開してみました。