6/27 堺市都市緑化センター

『宙玉(そらたま)レンズ』ってご存知でしょうか?

実験写真家の上原ゼンジ氏が考案されたものですが、マクロレンズあるいはクローズアップレンズをつけた前にガラスやアクリルのボールがついています。Flickrなど見るといろいろ試行錯誤されたようで、最終的にアクリル板に穴をあけてボールを取り付けたものを『宙玉レンズ』と命名されたそうです。

球に写る像は上下逆転しているので見えにくく、ピントを合わせるのが難しいのですが、ボールの周囲が適度にボケた中にポッカリと球面に写った世界がとても面白いです。この日は用事があってまた3時頃から閉館までしか時間がなくゆっくり試すことができませんでしたけど、改良して完成させたいと思います。

#背景はボケたほうが雰囲気があります


#F2.8開放ではちょっとボケすぎ


#F4、まだまだ


#F5.6、これはこれでいいかも


#F8、これが一番好みにあう


#F11、背景はあまりはっきりしないほうがい


#F16、アクリル板のキズやゴミが目立ってしまう


#機材はこんな具合で35mmフルサイズ機にコンタックスのS-Planar2.8/60、コンタックスのフード3および5+塩ビ継手を旋盤でちょっと真円度アップしたもの(撮影はiPhone 3G)