7/7 『平成OSAKA天の川伝説2010』

昨年は準備段階で、今年が本番だったとか...って知らなかったですよ、当日昼まで(汗)

昼ごはん食べて朝刊を読んでいると、なにやら見慣れた天満橋付近の大川が。パナソニックが協賛して行う参加型イベントのようですが、昨年に引き続きって全然知りませんでしたよ...まあ一度は夜のイベントを撮りに行ったところなので、こんなもんかと適当に機材をチョイスして出かけることに。

夕方早めに仕事を切り上げて大阪・なんばへ。まずはフィルム用意して、というのも今回久しぶりにばけぺん(ペンタックス6X7)を持ち出してきたので...もちろん三脚もマンフロットのアルミ三脚のごついヤツを。さらにはα900なので、またすごい重量に。

なんばの「カメラのナニワ」へ寄ってみましたが、あれー、ここにはコダックがいっぱい。ではKODAK PORTRA400VCを...って120しかないし!しゃーない、120を二本!家から持ってきたE100VSが五本あるし何とかなるだろ...ISO100かあ...

しかしこれが失敗の元。どうやって会場まで行こうか血迷って、御堂筋線淀屋橋へ行ってしまいました。しばらく歩いてもそれらしいものがなく、公会堂近くで中西圭三のライブやってるのに遭遇したけど関係あったのか...?ウマいね、さすが。

いかん、聴きほれてる場合ではない、とひたすら歩く。と、北浜・難波橋にさしかかったあたりでいくつか流れてくる青い物体が...もう始まってたんですね(大汗)

しかし、なんかふちの方に打ち上げられてたりしてイマイチ美しくも素晴らしくもないです...おまけに「橋の上は撮影禁止です〜!!」ってもうやかましいのなんのって。

さらに歩くと、だんだんと人の数もLEDボールの数も増えてきました。この時点で川下から攻めて行ったのは失敗だったことに気がつきましたけど時すでに遅し...

それでもめげずに隙間を見つけては割り込んでみましたけど、どうしても隣の人が入ってしまうのでいっそ退いてベンチの上から。持っててよかった大型三脚。前列の頭越しに撮ることができました。

ちょっと人が適度に分散してきたのか、会場がまばらになったので場所を変えてじっくりと撮ってみます。

楽しそうに飲んだり食べたりしている人が大勢いますけど、私はこんな重いもの持って何やっているんでしょうか...

阪神高速の橋の下から難波橋北詰方向を見るポイントが気に入ったので、いろいろとセッティングを変えてみました。F8からF11ではISO400でも10秒以上、ISO100だと30秒ほどになってしまいますので流れすぎて何だかよく分かりません。かといって絞りを開けてISO1600とかにすると、どこにピントを合わせても何が言いたいのかよく分からない...まあこんなイベントでは別に言わんとすることがあるわけでもないんですけど。

ISO1600だとようやく点になりますが、これ以上だと暗部のノイズが無視できなくなってきます。


何だかんだとやっているうちに気がつけばとっくにイベント終了の午後9時を回り、天満橋はおろか天神橋にたどり着く頃には帰る人がほとんどでLEDボールもほとんど流れていってしまいました。

最後は開き直って天神橋の上からISO100でF11、30秒じっとガマンの子。もちろんばけぺんでも撮ってみましたが準備不足でレリーズも忘れてくる始末です。バルブにして手で直接シャッターボタンを押し、開いたほうの手でiPhoneのストップウォッチを操作するという愚行。いーち、にーい、「すいません撮ってもらえますかぁ!」あ、はいはい、ちょっと待ってね...

かくして大川の夜は更けていくのでありました。さあフィルムはどうだったのか!?
お楽しみに...

(SONY DSLR-A900、CONTAX CarlZeiss Distagon T* 2.8/25, Planar T* 1.4/50ともにα改)


※その他の写真はこちらでどうぞ...

100707_天の川伝説