3/20 開放祭り@都市緑化センター

さて今回のテーマは写真というかカメラというか、フィルムなのです。
Fully Open Festival #10
先日オークションで「倒産した共同写真の放出品」としていろいろなモノが出品されておりました。その中にブローニーフィルムが多数、かなり安く出品されていたのでウォッチしていたところ、富士のプロビア100Fとアスティア100Fがあるのを見つけました。
Fully Open Festival #9
ただどれもこれも消費期限切れで、ネガならともかくポジフィルムの期限切れ、しかも保管がどうなっていたのか分からないので不安がありました。ま、120フィルム20本で4,000円ならばけぺんステレオ用にでも使えるからいっか、と4,600円ほど突っ込んで放置しておいたところ、プロビアはさすがに無理でしたがアスティアは無事落札。1本200円ちょいで手に入ったわけですからまあお得だったかな、と。
Fully Open Festival #8
欲求不満だったこともあり日曜の夕方、時間が空いたのでさっそくばけぺん(ペンタックス6X7)に1本だけ入れて近所の都市緑化センターへ。
Fully Open Festival #7
この日はとにかく色の出方を見たかったので1本だけ、ありきたりでもいいから花専門に、しかしせっかくなのでsmc-Pentax 165mmF2.8を開放だけで撮ると決めていきました。幸い鉢植えのハンギングなど、まさにありきたりのパンジーとかでしたがここはいつもセンス良く整備されているので気持ちよく撮りきることができました。
Fully Open Festival #6
なぜにブローニー一本たかだか10カット程度で気持ちよく撮りきることができるのか。それはやっぱり「音」だと思います。デジタル一眼でもα900ぐらいの豪快なシャッター音(「がっしゃん」という感じ)ならまあ撮ったかなという気になるのですが、フィルム機では中判であってもレンズシャッターの「ちっ」とかでは満足できなくって。やはりフォーカルプレーンシャッターのばけぺんならではのミラーアップ音主体の「ばちこーん」がいいのです。撮ったぞー感MAXなのです!
Fully Open Festival #5
さて、肝心の写りはかくのごとく。プリントではなくフィルムスキャンなのでデジカメ写真に見えなくもないのですが、夕方ながら変に色味が偏ることもなく見事な発色だと思いません?この値段でこれなら御の字かなと...これが自分で現像できればコスト的には文句なしなんだがなあ〜
Fully Open Festival #3
しかし例によっていちいちタイトル考えるのもめんどくさいし試し撮り以外の何物でもないのでテキトーに「開放祭り #1〜10」としましたが、Flickrのタイトル英語的にはどうなんでしょう...Full Open?Fully Opened?あるいはIrisつけないと通らない?...ま、いっか!


※カメラ:Asahi Pentax 6X7 後期型(ミラーアップ付)、smc-Pentax 165mm F2.8
 フィルム:フジクローム ASTIA100F 期限切れ3年もの、EPSON GT-X770でスキャン(2400dpi)