2/25 続・神戸ハーバーランド

カラーネガが上がって来ました。まあ思ったとおりで無難に撮れていました。もちろんディスタゴン50mmで撮った分は全部ケラれていました。とほほ。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
35mm換算40mm相当の画角というのは、ちょっと微妙だったかも知れないと思っています。もっとフィルム面に針穴を近寄せれば広角になるのですが、ハッセルの場合ミラーがあるので限度があります。オートグラフィック3Aの場合は蛇腹を縮めれぱいいのですが、ドアでケラれてしまうのでやはり限度があります。おとなしくピンホール・ホルガを使うのが無難なのかも。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
あとは今回ISO400のポートラ400を使いましたが、ISO100か160でもよかったと思いました。薄曇りでもそこそこ明るいのでEV14ぐらいあり、F256のピンホールでも露光時間は4〜5秒でしたのであまりピンホールらしさというのは出せなかったような...というかピンホールで何がしたいんだ?自分は、って気もしますね。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
これなんかは観覧車のくせしてブンブンうなりを上げて回ってそうな感じもありますし、左下の女性が半透明になってたりするのもまあ面白いと言えば面白い。普通のレンズを使って撮れないような非日常的な空間が撮れているというのがピンホールらしさ、なんでしょうかね。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
さてオートグラフィック3Aの方で撮ったものはこんな具合です。こちらは28mm相当の広角ではあるのですが、横14cmに対して縦が6cmですからワイド感は強調されていると思います。しかしこのピンホール、どんだけイメージサークルが広いのか...針穴師範の話では周辺が落ちるので「フリフリ」と呼ばれる覆いを露光中に真ん中へんでふりふりする、要するに覆い焼きみたいな感じにする必要がある場合があるとか。これは要らなさそうですね。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
確かにこれなんかちょっと真ん中がオーバー気味ですので、こういうときはフリフリすればいいのかなあ、って持ってないですよこの時は。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
ふつうにこういう所を撮ると顔が出るのでえらく気を遣うのですが、ピンホールはほとんど判別不能ですのでそういう点は気楽でいいかもです。

Hariana Workshop @ Kobe Harbor-Land
これなんかよく見ると人が消えているので針穴など長秒露光と分かるのですが、あまりキレイなので単なるピントの甘い写真と取られかねない感じですね。

こうなったらブロニカETRの645マガジン使用機はちょっと凍結して、ハッセルのボディキャップを作って針穴仕立てにしてみようかな...などと妄想中。


※使用カメラ:正方形はハッセル500C/M改・自作針穴、横長はKodak AutoGraphic No.3A改・自作針穴。Kodak Portra400をEPSON GT-X770でスキャン。最初に3200dpiでスキャンし、レタッチ後に長辺1024pxに縮小。